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子供に身につけて欲しい、これからの時代を生き抜くための「国際感覚」とは?

自分の子供に身につけて欲しい力はなんですか?コミュニケーション能力や論理的思考能力、創造力など、枚挙に暇がないでしょう。それらの能力ももちろん大切ですが、不可逆的に国際化が進む今の世の中では、「国際感覚」は重要でしょう。

国際感覚とは、自国の価値観や考え方に固執するのではなく、他国を含めたより広い視点から物事をとらえることです。この「国際感覚」については、いよいよ開催が来年に迫った東京オリンピックを例に考えてみると分かりやすいでしょう。

オリンピックの開催により、世界中から異なる文化的背景を持った人々がやってきます。その際に、日本人としての感覚のみで外国の人々に接してしまったら、どうなるでしょうか。たとえば、人差し指と親指で作る「OKサイン」は、ついつい了承の意味などで使ってしまいがちですが、フランスでは「役立たず」という意味になり、さらにトルコなどの中東、ブラジルなどの南米では卑猥な意味として受け取られてしまいます。

他にも、少し前に流行っていたマンガの影響で一時大流行してしまった「中指を立てるサイン」。SNSにもこのポーズをした写真を掲載している人もいますが、言うまでもなく、万国共通で最大級の侮辱の意味を示すサインです。日本でもこのサインを発端とした事件が起きているため、どんなに腹が立っても、また、気心知れた相手に対するものであっても絶対に使ってはいけません。

「OKサイン」のように、便利でつい使ってしまいがちなハンドサインでも、国が変われば違う意味を持ちます。トラブルを避けるためにはどうすれば良いのでしょうか?一番はやはり海外留学などで日本から出て、外国の空気を肌で感じ、異国の価値観を知ることです。しかしながらこれには多くのお金がかかりますし、言語を習得しなければならないというハードルもあります。また、学校や団体単位での短期留学などになると結局現地では日本人とばかり話してしまい、日本にいるのと大差がない、ということもあります。

そこでおすすめは、留学するしないに関わらず、外国人講師のいる語学教室に通うことです。特に価値観を醸成していく過程にある、幼い子供の内から通うことを推奨します。外国人講師が教えているというだけではなく、季節のイベントなどで海外の文化に触れることができる英会話教室であればなお望ましいです。

千葉県柏市の英会話教室のハンズイングリッシュスクールでは、外国人講師が在籍し、季節のイベント等を開催している英会話教室のひとつです。イベントと言っても、ハロウィンやクリスマスだけではありません。アメリカ人にとって重要な意味を持つサンクスギビングデイも行っています。サンクスギビングデイのイベントを行う英会話教室はそう多くありませんよね。

こちらは授業がオールイングリッシュで進行されるのはもちろん、なんと0歳から通うことができます。幼いうちから英語を日常的に聞くことで、英語を聞き取る能力が向上します。「日本人は”L”と”R”の聞き分けができない」と言われるように正確に英語を聞き取れるようになれば、子供の可能性を広げることができるのは言うまでもありません。年齢や成長に応じたクラスが用意されており、会話だけではなく文法を学べるクラスもあります。

英語が話せる、という日本人は増えています。しかしながら、他国の文化をその背景から理解している人は少ないのではありませんか?幼いうちから外国の文化に触れさせ、豊かな国際感覚を醸成しましょう。

サンクスギビングデイってなんだ?

サンクスギビングデイは、アメリカとカナダの祝日です。日本語では「感謝祭」あるいは「収穫感謝祭」と言い、アメリカ建国の礎となったピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を祝うものであると言われています。

現在は現地でも宗教的な意味が薄れ、家族や友人らとともに大規模な食事会を行う日、というように認識されています。サンクスギビングデイで振舞われる料理はターキー(七面鳥)が特徴的です。

サンクスギビングデイについてなじみがなくとも「ブラックフライデー」や「サイバーマンデー」という言葉を聞いたことのある人は多いのではありませんか?サンクスギビングデイの翌日の金曜日は小売業で黒字になることから、「ブラックフライデー」と呼ばれ、週明けの月曜日はネットショップを利用した買い物が多くなることから「サイバーマンデー」と呼ばれます。Amazonもセールを行っていたため、なじみのある方もいるのではありませんか?

最終更新 2019年12月15日