チャイルドブックONE

子役オーディションがいいらしい。

昨今の子役ブームを受け、ご自分のお子様が舞台やテレビで輝いている姿を見たいというお母様はたくさんいらっしゃいます。しかし、あのステージに上がる為には基本的に子役オーディションを受けて合格しなければなりません。可愛い我が子を芸能界に・・・と考えるお母様は、狭き門をくぐる為にお子様がどんなことをさせられるのかと不安になることでしょう。

まずは子役オーディションとはどういうものかをお子様とお母様で理解した上で、ぜひ挑戦していただきたいものです。まずは1次審査となる書類審査。書類のみの審査では文字と写真だけの判断となります。お子様が一番魅力的に見える最高の写真を準備してください。まずは相手側に実際に会ってみたいと思わせることがポイントです。書類審査が通ったら次は実際に面接官との対面で子役としての実力を判断されます。

カメラテストや歌、演技、セリフという内容がセオリーですが、ここで重要なことは上手にその内容が出来たかどうかではなく、その子役オーディションで「必要な個性」であったか、と「今後の将来性」です。もし不合格になったとしても実力がないと判断されたわけではありません。子役オーディションは1回ではありません。やる気があれば何度でも挑戦させてあげることも、お子様の可能性を広げてあげる一つの手段ではないでしょうか。

習い事として「芸能スクール」へ通わせている知り合いもいます。両親も、何か習い事はやらせたいというぼんやりした気持ちがあったそうで、なんとはなしに受けた芸能スクールのオーディションに合格したのがきっかけだそうです。モデル活動まではとんとん拍子に話が進んだそうですよ。何よりも、そのご両親が喜んでいたのは、芸能活動を始めて、自分の考えをはっきり言葉で表現したり、伝えることや挨拶などがすごく上達したという事です。

この話を聞いた時、ああそこはさすがに芸能界だなあと思いました。とはいえ、芸能スクールは今や星の数ほどありますので、下手な所に入ってしまってはよくありません。そこで、大手の芸能事務所が主宰するようなスクールを受けてみましょう。ワタナベエンタテインメントの子役スクール(オーディションあり)など老舗かつ大手のプロダクションなどでは、これまでに培ってきたノウハウがたんまりあり、子供の教育には打ってつけかもしれません。