理科系の進学希望者で化学科と応用化学科の違いについてまだよくわかってないという人も多いかと思いますが、一応簡単に分けるとしたら、基礎的な化学を勉強するのが理学部の化学科になります。応用化学科はというと工学部の化学科になります。
そこまでは知っているという人も、じゃあカリキュラム的にどう違うかというのはあまり分かっていないのかもしれません。実際にはそんなに違いはないといいます。当たり前ですが、基礎化学が分からないで応用化学もなにもないわけですから、どちらも同じように基礎化学を習います。
とはいえ、では全く同じかというとそれも違います。例えば、選択科目などには学科の特色があると思います。例えば、応用化学科では化成品の製造法などちょっと工業よりのことをやはりやったりもするわけです。
結局は、何を学びたいがはっきりしていれば、化学か応用化学かという悩みよりも、大学ごとの特色で選ぶといいと思います。就職狙いという人などは、東京工科大の応用化学科がいいのではないでしょうか。こちらの大学は、研究機関としてよりも学生の教育を第一に考えていますし、教員の多くが企業側の経験者だったりしますので就職を希望される方には色々と実利になるよなメリットがあると思います。
自分が何をやりたい、どうなりたいというのは学校を選ぶうえでも大変重要です。学校で選ぶ、先生で選ぶ、やりたいことで選ぶ、基準はさまざまでいいと思います。目的だけをしっかり持って選ぶようにしましょう。